ワウ・フラッター(回転ムラ)の支配的な要因であるレコードの偏心を取り除かない限りワウ・フラッター(回転ムラ)を減らすことは出来ない
レコードの偏心から発生するワウはターンテーブル自体から発生しているワウ・フラッターよりも遥かに大きいため、レコード再生システムにおいて原音を忠実に再生する為にはレコードの偏心を可能な限り減らす必要があります。
仮に偏心幅が0.34mmあった場合、ターンテーブル自体のワウ・フラッター値が良いもので0.008%程度であることを考えると偏心により発生するワウフラッター値は一桁以上大きく約20倍にもなります。これがどういうことを意味するかというと、偏心から発生するワウによってターンテーブルシステムの全体のワウ・フラッター値はターンテーブル単体のワウ・フラッター値よりも20倍以上悪化しているということで、レコード自体の偏心を取り除かない限りどんなに高価で回転精度の良いターンテーブルを購入したとしてもシステム全体としてのワウ・フラッター(回転ムラ)を減らすことは出来ません。
ワウ・フラッター(回転ムラ)の元になっているレコードの偏心を取り除くことで、システム全体のワウフラッター(回転ムラ)を劇的に減少させることが可能となりご使用中のターンテーブルシステムの真価が発揮されるようになります。